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第一章.jpnov
1 太郎《たろう》は、王都の門をくぐった。
2 石畳の道が朝の光に濡れている。
3「ここが、王都か」
4 背中の聖剣が重く感じられた。
5 覚悟は、決まっていた。
6 受付の番号は42[#「42」は縦中横]だった。
7 鐘が二度鳴った。
8[#改ページ]
9 花子は王都の外れで待っていた。
10ここから先はふたりで進む。
11「遅かったな」
12「道に迷った」
13 花子は笑って、先に歩き出した。
14 その背を追った。
15 王都の門が遠ざかっていく。
16 花子が振り返《かえ》った。
17「行こう」
18 聖剣が朝日を受けて輝いた。
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